新型コロナウイルスとの共存「人」と「ウイルス・細菌」との戦い・感染症

新型コロナウイルス

2020年2月後半から起こった、「新型コロナウイルス感染拡大の影響」
日本の横浜に停泊した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」

客船の客から新型コロナウイルス感染者が出て下船ができなくなったことがニュースに取り上げられ注目の的になった。

これが本格的な新型コロナウイルス感染の序章だ。

あれから4ヶ月が経過。世の中が大きく変化した時期だ。

2020年7月段階でも世界中に感染が拡大をしている。

そんなウイルスとの人間の戦いについてご紹介する。

 

●コロナウイルスとは何か

ウイルスを顕微鏡で覗くと表面が王冠(コロナ)にように見えるので、そのように名付けられた。

人に感染するコロナウイルスはこれまでに6種類が発見。
そのうちの4種類が一般的な風邪を引き起こすものだった。

問題は残りの2種類。
一つは、SARS(サーズ)
2003年に中国の広東省で始まりアジアから北米まで広がり約8ヶ月で約8,000人にまで感染し774人が死亡。

ウイルスの由来は野生のコウモリということだった。致死率はおよそ10%。

もう一つは、MERS(マーズ)
2012年サウジアラビアで発生し中東諸国に広がる。
ウイルスの由来はヒトコブラクダから感染。致死率はおよそ34%と極めて高いものだ。

そして、新型コロナウイルスは7つ目のウイルスとなる。

どのように感染するのか

ウイルスは人の体に入ると、自分自身だけでは増殖はできない。
そのために、人の体の細胞のチカラを借りて体の中で増殖する。

では他のインフルエンザと何が違っているのか。
他のインフルエンザは、感染すると体力が奪われ細菌性の肺炎になったり、心筋梗塞や脳梗塞を起こしたりして死に至るケースがほとんどだ。

つまり、インフルエンザそのものが死因ではなく、関連死だ。

それに対して新型コロナウイルスは、ウイルスが肺の中で増殖してウイルス性肺炎を起こす。

この違いは、新型コロナウイルスそのものが人を死に至らしめるものだということになる。

現代医学でも ウイルス性肺炎は非常に治療が困難な病気で人工呼吸器ECMO(体外式模型人口肺装置、エクモ)と呼ばれる機械を使わないと延命できないものだ。

死亡者数の年代は、20~30歳代は少なく、年齢とともに増えていく。

新型コロナウイルスの制御のできやすさ、できにくさはどこで決まるのか。

実は、まだ解明されていない。

今、わかっていること
  • 年齢とともに落ちた免疫機能の低下に関係すること
  • 基礎疾患の有無に関係すること
  • 体内に入ってくるウイルスの量に関すること
    などが関与しているのではないかと見られている

ウイルスと人との戦いの歴史

細菌

人は太古の昔よりウイルス、細菌と戦ってきている

聞けば思い起こす人も多いと思うが下に上げるようなものがある
  • マラリア
  • スペイン風邪
  • 麻疹
  • 結核
  • インフルエンザ
  • デング熱
  • エボラ出血熱
  • エイズ
  • ヘルペス
などなど、聞いたことがあると思う。

古代より人は目に見えないウイルス、細菌との戦いに明け暮れていることを思い出さないといけない。

人類がこの地球で誕生したのは約20万年前といわれる。
ウイルス、細菌はそのはるか昔より地球に存在していた。

エボラ出血熱
2014年ごろから始まった。最強の感染症といわれている。熱帯林の奥深くコウモリと共生したウイルスが森林破壊などの環境破壊によって人に近くなったり、野生動物を食用にするというブッシュミートというものが感染原因と見られる。

この感染症は、内臓が溶けて全身から血を噴き出し死を迎えるという致死率90%という恐ろしい感染症だ。未だに根絶できる薬は出ていない

ウイルス・細菌の感染症が広がる原因

定住化

人は移動生活から一定の地に住む生活になってきた。人は水がないと生きていけないということから、多くは水のある場所に位置した。

よって水に関する感染リスクが増加した。

農業による感染

農業の革新が起こり、さまざまなウイルス、菌に人はさらされるようになる。

上下水道の分離の難しさ

飲水に使う水道と汚物、汚水を流す水道の分離が難しい時代があった。川の上流で汚物、汚水を流してしまえば下流にいる人がその水を飲水として使う時代も多くあった。

動物から人に伝染る

人が動物を家畜にしたり、食用にしたりすることで感染する。

戦争

戦争にはウイルス、細菌の感染はつきまとった。

戦いにおいて城に籠城すると人は密集し人口密度が大変濃い状態に陥る。そんな中で食事、排泄、衛生状態が悪化し感染するリスクが増大した。

実際、過去、人類は多くの戦争の中で戦いによる死者数の中で、感染による死者数は三分の一から半数を占めたとされている。

下の表は戦争で亡くなった死者数とその戦争に参加して感染症で亡くなった人の数である。
戦争 戦死者数 戦病死者数
日清戦争 1,417人 11,894人
日露戦争 28,463人 27,192人
第一次世界大戦 383万人 589万人
第二次世界大戦 ルソン島 日本軍だけで 5万人以上
  〃   ガナルカナル   〃 1.5万人以上
大変な人がウイルス、細菌の感染で亡くなっている。

環境破壊

環境破壊
地球全体の人口増加。

また世界中の森林伐採、開墾によることから野生動物が住処を終われ人のいるところへ来ていることからの感染リスク拡大。

人の移動

東西の交流、過去のシルクロード、現在の中国による一帯一路政策などから世界の密接に近くなっており感染症が拡大されるリスク増加。

また、交通の発達がある。

徒歩→馬→帆船→汽船→鉄道→自動車→飛行機と地球のどこでも早く簡単に移動できる時代が感染リスクを増大させている。

産業革命

人口増からくる食肉の消費増加に伴い、畜産革命で鶏、豚、牛など家畜の飼育現場の衛生状態の悪化による感染リスク拡大。

世界人口の高齢化

世界中の人口高齢化が進んでいる。高齢者が介護施設に入ることで感染が拡大しやすいリスクがある。

取り分け日本の高齢社会は世界の中でトップである全人口の28%以上が高齢者である。そのためにも感染症が広がりを見せるときは介護施設は大きな影響を受けざるを得ないことになる。

新型コロナウイルスとの共存

久しく日本には大きな感染症が襲って来なかった。SARS,MERSも他国で起きていた出来事だった。

「天災は忘れたことにやってくる」とはよく言うものだと思う。正に新型コロナウイルスは久しぶりに襲われた天災だ。いや発祥をさぐると人災なのかもしれない。

過去に発生したパンデミックでは世界中で多くの人が死亡した。現在の人はウイルス、細菌との感染との戦いに生き残ってきたご先祖の末裔になる。

今回の感染防止には3密(密閉・密集・密接)を避ける、人との接触を極力8割削減してほしいと政府が打ち出し2020年5月13日非常事態宣言を出して乗り切った。

しかし、まだまだ予断を許さない状態でもある。

過去のパンデミックの状況を見ても1回目の感染拡大を終えて人が安心したところの2次感染はさらに被害が拡大している。気を緩めずに行くことが大切だと思う。

「Withコロナ」といわれる言葉がある、コロナウイルスとともに共存と解釈ができるが、過去発生している感染症を見てもウイルス、細菌を撲滅はできていない現実がある。人類はウイルス、細菌には未だ勝利していないことを忘れてはいけない。

新型コロナウイルスで初めて感染症の怖さを知った人も現在は多いのではないだろうか。その昔、昭和の初め頃までは日本も感染症に苦しんだ。

「結核」

聞いたことのある若い人もいるだろう。

偉人の中でも「結核」で命を落とした人が多くいる。

江戸幕末の志士 高杉晋作、新選組の沖田総司、作家の森鴎外、樋口一葉、石川啄木、など著名な人も多く亡くなっている。日本において1918年には結核による感染死亡者は14万人もいる。

また子供に多くかかる「麻疹(はしか、ましん)」も多くの幼児の死者を出した過去もある。

予防接種
これらの多くのウイルス、細菌がまだまだ世界中で感染者を出していることを忘れていけない。

NHK ウイルスVS人類というドキュメント番組 2020年7月4日放映番組より
新型コロナウイルスでわかってきたこと
  • 免疫システムの警報システムインターフェロンの分泌を抑制する働きが新型コロナウイルスにあるのではないか。
  • 免疫の自爆攻撃を起こさせている。過剰に細胞を取り込み血の固まりを作り出し血栓を発症させている。などが明らかになってきている。

まとめ

地上でもっとも進化した人類と最も原始的な微生物との死闘は永遠に続くのかもしれないと思う。

この状況を作り出しているのは意外にも人類だったりすることは原因の中身を見ても明らかだ。

ウイルス、細菌に対するリテラシーをきちんと理解し健康に留意しながら生活をすることが最も肝心だということ、そして人への「思いやり」が大切だと考えざるを得ない。

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1.ネットビジネスに取り組む。2020年からの人生を 起業によって変革をして稼ぎ、世界をルポ旅するのが夢。 2.過去は飲食、金融、食品製造営業の経験あり、 ネットビジネスは初心者マーク付き。 3.心の悩みに光を与えるような言葉を提供、 未来に希望を抱けるお助けを。 4.悩んでんでいることの一助になればうれしい。 5.(コンセプト)より多くの人たちに幸福感、 平和と希望を提供したい。 6.現在の会社に勤めてきて、人が悩んでいる原因は 人間関係に悩み苦しんでいる。一助にでもなれれご 思っています。